"My country"
作者であるKudditji Kngwarreyeは、このタイトルの作品を多く残している。


若い頃にしていたエミュー狩り、彼の生活、
彼の生まれ育ち、そして亡くなった場所の"すべて"が詰まった作品は、
まるでそこから手が伸びているかのように
私たちに訴える。
もともとは点描画を描いていたKudditjiが、
このような大胆なタッチに変わったのは、
手が震えて、細かな点が描けなくなったから。


手が震えても、自分の身の回りのことができなくなっても、
それでも描き続けた理由を、彼に聞くことはもう叶わない。

私たちは、亡くなった彼の言葉を聞くことはできない。
でも、感じることはできる。


作品の正面に立つこと。
それは、彼の前に立つことだと思う。


耳をすませて、そっと鼻を近づけて。
彼の息遣いと言葉が、聞こえるかもしれない。
  

Art direction, photo/ Fukamachi Remi(深町レミ)
Hair, make up/ Kon Natsuki(こんなつき)
Model/ 真通結衣

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My country No.1

  • Size:
  • Material:
  • Acryl on canvas
  • ¥285000- / 送料込み

Title : "My country"
Artist : Kudditji Kngwarreye
Born : 1928
Place : Utopia, Northern Territory, Australia


Kudditji Kwangwarreye

1938年、オーストラリアの中央砂漠、Utopiaに生まれる。言語はAnmatyerre。
2017年没。
彼は長年にわたり、鉱山労働者として働いていた。 また、アボリジニコミュニティ・Utopiaの大地と男性の儀式における管理人の役目を、重要な役割を果たしてきた。
1986年頃に絵を描き始めた当初、彼の直感的・ジェスチャー的な絵画はあまり受け容れられなかった。

血縁関係ではないが兄弟であったEmily Kame Kngwarreyeは、2008年に大阪国立国際美術館で行われた日本最大のアボリジニアート展「エミリー・ウングワレー展」のアーティストである。
彼女がオーストラリアと国際芸術の場面で活躍をする姿を見て、抽象的な絵画の研究を再開した。
結果として、生前は多くの国際展に参加した。
抽象的なイメージ、大胆な色の使用、直感的な形の相互作用などによって、今日、アボリジニアートのシーンで彼の名前は広く知られている。


若い頃は頻繁にエミューなどの狩りを行い、男性の伝統的な習慣を受け継いだ。
彼の作品"Emu Dreamings"、"My Country"は、生まれ育ったUtopiaでの経験に基づいている。

Kudditjiは、世界中のギャラリーやコレクション、家やオフィス、様々な場所に飾られた作品を通して、いまも呼吸を続ける。


    
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